文系・工学系の学際・融合教育を目指して

教員

教員インタビュー

柏木 健一 教授(開発経済学、中東・北アフリカ経済研究)

柏木健一

高校生のころから国際社会、特に中東で起きる出来事に関心を寄せていたのですが、私にとって衝撃的だったのは1991年の湾岸戦争でした。湾岸戦争勃発をきっかけに中東世界にいってみたいとの思いが強くなっていき、大学2年次にエジプトやヨルダン、ヨルダン川西岸・ガザ地区を初めて訪問しました。

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黒川 義教 准教授(国際経済学)

黒川義教准教授

私の主な研究分野は、国際貿易論、産業組織論、経済成長・発展論、及びマクロ経済学です。現在は特に、国際貿易と賃金格差に関する理論的・定量的分析に焦点を当てています。

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中野 優子 准教授(開発経済学)

中野優子 准教授

研究テーマとの出会い、その魅力 高校生のときから、何となくアフリカの開発に関わる仕事をしたいと思っていたのですが、学部の時は具体的に何を勉強していいのか分からず、漠然と過ごしていました。

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白川 直樹 准教授(河川環境工学)

白川直樹 准教授

大学に入学する前から漠然と頭にあったのは、途上国の人々の役に立つ仕事がしたいということでした。 現代の日本がどうしてこんなに豊かで安全な社会になったのだろうと考えていた学生時代、明治期の国づくりに多くのお雇い外国人が貢献していたことを知りました。

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井出 里咲子 准教授(言語人類学)

井出里咲子 准教授

言語人類学、社会言語学という学問を通して、ことばと文化の相関関係や異文化コミュニケーションについて研究しています。日本人はなぜ頻繁に「すみません」というのだろう?アメリカ人はなぜジョークが上手いように聞こえるのだろう?といった疑問について、実際に会話データを取って分析し、ことばの用いられ方に現れる文化的な手触りの仕組みについて明らかにしてきました。

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余 征飛 准教授 (計量経済学 Econometrics)

余 征飛 助教 (計量経済学 Econometrics)

In the modern world, we are bombarded with data and empirically justified conclusions, which often can be misleading. My field of research, Econometrics, focuses on the methodology of recognizing spurious relationships and uncovering true causality from data.

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田中 洋子 教授 (社会経済史、グローバル経済論)

田中 洋子 教授 (社会経済史、グローバル経済論)

世界が資本主義と共産主義に二分されていた時代に育ちました。その中で、どちらの体制がいいのか、よりよい社会はどんなものなのか、小さい時から考えるようになりました。ヘーゲルやマルクスなど、社会全体の構造を捉えようとする志向性にひかれたこともあり、大学にはいってからは、ヨーロッパの思想の一つの核を形成するドイツの社会民主主義に興味をもつようになりました。共産主義を否定しつつも、資本主義の問題性を批判的に改革しようとするこの動きの源をたどって、19世紀のドイツの歴史研究をはじめました。

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岡 瑞起 准教授 (Artificial Life)

岡 瑞起 准教授 (Artificial Life)

国際総合学類で情報・環境分野で教員をしている岡瑞起と申します。私の専⾨は Artificial Life という研究分野です。⼈⼯「Artificial」と⽣命「Life」を合わせた⾔葉で、略して「AL」や「ALIFE」と呼んだりします。ALIFE を⽇本語訳すると「⼈⼯⽣命」となり、この⾔葉からフランケンシュタインのような⼈造⼈間をイメージする⽅も多いかもしれません。

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茅根 由佳 助教 (比較政治学、インドネシア現代政治)

茅根 由佳 助教(比較政治学、インドネシア現代政治)

私はインドネシアの現代政治について研究しています。インドネシアは、多様な宗教とエスニックグループ(民族)から成る多様性に富んだ国であり、初めて訪れた人を包み込むような懐の深さがあります。歴史を遡っていくと、その独立の遥か以前から、他者への寛容の価値がコスモポリタンな社会を支えてきました。また、独立以降も、人口の9割近くを占めるムスリム(イスラーム教徒)のなかでも、宗教的少数派との対等な共存を謳う指導者や知識人たちが強い発言力を持ってきました。

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⼤倉 沙江 助教 (政治学、ジェンダーと政治)

⼤倉 沙江 助教 (政治学、ジェンダーと政治)

「格差」や「不平等」がクローズアップされた時代に育ち、なぜ不平等が⽣じるのか、どのように不平等を是正することができるのかという漠然とした問題意識をもつようになりました。このような問題意識にこたえてくれる学問分野は数多くありますが、私は⼤学時代に政治学の授業を受講し、その⾯⽩さに⽬覚めました。また⼤学院を修了した直後に、DV法をめぐる政治過程に関する論⽂を読み、感銘を受けました。その延⻑線上で、ジェンダーと政治に関わる研究に取り組んでいます。

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Fatwa Ramdani 助教 (Applied GIS, Geoinformatics)

Fatwa Ramdani 助教 (Applied GIS, Geoinformatics)

My expertise and research field is Applied Geographical Information Science (GIS) or also known as Geoinformatics. Applied GIS or Geoinformatics can unfold something unseen. We can explore the world and answer modern issues faced by modern society using cutting-edge technology, such as space-borne sensors, unoccupied aerial vehicles (UAV), and cloud computing platforms. Supported by a visualization approach, makes it easier to communicate the solutions to broader stakeholders.

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日高 薫 助教 (国際関係論)

Fatwa Ramdani 助教 (Applied GIS, Geoinformatics)

国際関係論、とくに安全保障分野における理論研究を専⾨としています。元々学部では法律を学んでいましたが、たまたま履修した外交論の授業が⾯⽩かったので、そこから徐々に国際政治に惹かれるようになっていきました。その後、⼤学院進学を機に国際関係論に転向しようと思い、研究テーマを決めるために⾊々な⽂献を漁るなかで、対⼈地雷やクラスター弾といった「⾮⼈道的兵器」の軍縮条約に興味を持ちました。

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外⼭ ⽂⼦ 准教授 (⽐較政治学、東南アジア地域研究)

外⼭ ⽂⼦ 准教授 (⽐較政治学、東南アジア地域研究)

中学⽣の頃から漠然と国際政治に関⼼を持つようになり、学校の⾃習時間も同級⽣たちが問題集を説いている隣で、ポール・ケネディの『⼤国の興亡』を読みふけるような学⽣でした。⼤学のゼミでは安全保障論、特に核抑⽌論や欧州統合などについて学びました。ゼミでの勉強は楽しかったのですが、当時アジア諸国の経済成⻑が注⽬を集めるようになっていたこともあり、次第にアジア政治について研究したいと考えるようになりました。

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