入学案内

国際総合学類における授業の特徴について

国際総合学類1年次 守興尚史

国際総合学類1年次 守興尚史

私は高校では理数科に所属しており、授業カリキュラムは理系科目を中心に組まれていました。そのおかげで、理系科目における基礎知識は身に付けることができたのですが、これらの授業を受けるたびに「これらの知識を身に付けるだけでは、将来の自分は今学んでいることを社会でいかすことができないのではないか?」という疑問を抱くようになりました。そこで、私は、今まで得た知識をいかし、国際社会に貢献できるようになるために、文系理系問わずに学べ、グローバル社会で活躍できる人材の育成に力を入れている、国際総合学類を選びました。

実際、国際総合学類に入学すると、さまざまな講義を受けることができるので、毎日がとても充実してます。例えば、多様な観点から国際社会の見方を学んだり、いまだに解決されていない問題について、自分たちで考えディベートしたり、数式を解く数学ではなく、社会問題について考える「数学」を学んだり、ただ英語を学ぶのではなく、留学生を交えて英語でディベートやディスカッションを行い、実用的で必要な英語力の向上を目指したりと、1つ1つの授業が近い将来、自分の力になるものばかりです。それに講義の途中で教授が話す過去の自分の国際協力の経験談や、自分の研究分野についての熱弁はとても面白い。もともと私は国際協力に興味があったので、教授の国際協力の経験談を聞いて、現実と自分の想像とのギャップがあったときはなるほどなぁと思うし、教授達は自分の研究分野について話すときすごく楽しそうに話すので、今まで全く興味がなかったことでも、もっと詳しく知りたいなと思ったりします。

私がすごくためになったなと思った授業は、国際総合学類の先輩が大学生活や留学、海外経験など自分の大学生活について話してくれる授業でした。入学して間もない1年生にとっては短い大学生活を有意義に過ごすために先輩の経験談はとても必要であり、私はある先輩の「どんなことでも行動に移さないと何も始まらない」という言葉に影響を受け、たまたま知人に紹介された日中交流会に飛び入り参加したり、夏季休業中には海外でホームステイをし、自分が外国の方たちとどの程度コミュニケーションがとれるのか、試してみる計画を立てています。

国際総合学類の授業はさまざまな学生のニーズに応えられるようになっているので、私は授業を最大限に利用しこれからの大学生活を今まで以上に充実した、有意義なものにできると確信しています。