International Politics and Law

国際政治・国際法

国際政治・国際法

分野紹介

国際総合学類の国際政治・国際法分野では、現代世界が直面する様々な問題に政治学や法学の観点から多角的にアプローチするシラバスを提供しています。

具体的には、近現代の国際関係の歴史を振り返りながら、現代の諸問題の位相を確認しつつ、それらを理解・分析するための概念や理論枠組みを 学んでいきます。同時に、世界各地域の情勢を、地域研究、比較政治学、国際法、国際政治学、国際安全保障論などの観点からきめ細かく学びます。

これらを通じ、国際紛争や貧困、環境破壊等の諸問題の平和的な解決に向けて、自ら考え、行動する力を養うことを目指します。


授業概要

この分野に直接かかわる専門基礎科目(必修)の「国際学概論Ⅰ・Ⅱ」、専門基礎科目(選択)の「国際関係論」「国際関係史序説」「国際法概論」および「比較政治学」を通じて、国際社会で生起する諸現象を政治学的視点から理解するために必要な方法論について学びます。

それらを踏まえた上で、さらに①国際関係理論、②政治過程、③政治と歴史、④地域の政治と国際関係、⑤政治と法にカテゴライズされる専門科目を履修することになります。

なお、履修にあたっては、政治学・国際法分野の科目にとどまらず、経済学、社会学、文化人類学などの分野を併せて学び、領域横断的な幅広い視野と柔軟な思考を養ってください。


授業科目紹介

  • 国際学概論Ⅰ
  • 国際学概論Ⅱ
  • 国際関係論
  • 国際法概論
  • 国際政治学
  • 国際政治経済学
  • 安全保障論
  • 国際相互依存論
  • 国際機構論
  • 市民社会論
  • 比較政治学
  • 比較行政学
  • 政治外交史
  • カナダ政治
  • アジア政治
  • アジアの国際関係
  • ロシア政治
  • ロシア・東欧の国際関係
  • 現代中国研究
  • ラテンアメリカ政治
  • ラテンアメリカの国際関係
  • ヨーロッパ政治
  • ヨーロッパの国際関係
  • 中央アジアの国家と社会
  • アジアの国際関係
  • ロシア・東欧の国際関係
  • 北アフリカの経済と社会
  • 政治思想史
  • 日本政治
  • 国際法Ⅰ
  • 国際組織法
  • 国際経済法

先輩たちの卒業論文

  • アフリカは本当に貧しいのか -タンザニアを事例として-
  • 体制転換とウクライナの市民社会
  • スコットランドにおける統治構造と市民参加の変化
  • 中国地方政府の対東南アジア経済関係
  • 台湾問題の構造 -なぜ台湾海峡は現状維持されるのか
  • 「人道的救援」の意義と課題
  • ジェノサイドの認定基準に関する一考察
  • 自由権規約における履行確保制度-実効性に関する一考察
  • A Study of 1980 UN Convention and its Protocol on Prohibitions or Restrictions on the Use of Certain Conventional Weapons Which may be Deemed to be Excessively Injurious or to Have Indiscriminate Effects